4717398702886_raw12014.3.14 追記しました。
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「愛的生存之道 電視原聲帶」 (あの愚かな邦題は書きたくないです…冒涜ですよ…)












コンシェルジュ、あまりにショックで、ブログも日付を越えてしまいましたよ…
(テーマ:台湾ドラマが日本に入ってくるときに受ける凌辱ぶりについて) 

作品の内容を無視した酷い邦題、大幅(も大幅、物凄い)カット、繊細な台詞の粗い字幕訳、
挙句の果てには最終回の終わり方の編集変えたり
(しかもどう考えても、元のままの方が良い。
 大体、配給会社が監督の領域にまで踏み込んでるケースなんて…他にあるのですか)。

 

マーケットが小さいと、こんなに野放図になるということですか…。



パトラッシュ、もう疲れたよ…。
でもきっと、これからまともな会社も出てくる(言霊)。
いつでしょうかな…ジジイが生きてる間にお願い致します。



音楽にもそしてドラマ自体にも罪はないのですじゃ。こんなにも素敵ですのじゃ。
お願いだから、 どうぞ元の作品はそのまま尊重して…
敬意を払って、届けて頂きたい。



ということでこのドラマのオープニング曲は韋禮安(ウェイ・リーアン)。
とてもおすすめのシンガーソングライターです。
こんなテーマの時でなく、また別途日を改めて紹介致しますじゃ…。




NHK Eテレ「ニッポンのジレンマ 今 読者はどこに? 2014編集者の挑戦」の回で、
インタビューVの内田樹先生が
「現在のように読者をバカにしていると、今にしっぺ返しが来る」
とおっしゃってましたが、編集も配給も同じじゃろうてのぅ。


内田先生の名著「街場の文体論」 より以下引用。  (小穂さん非常感謝!) 
書いている人はそういう「誰でも知っている話題」から入ると初心者は喜ぶと思っているんです。読者に対して「こういう卑近な話をすると食いついてくるんだよな、バカだから」と内心で思っている。それが僕にはわかる。だから、悪寒がするんです。  
読み手に対する敬意と愛は技術でもあるし、心がけでもある。「他者」とかコミュニケーションという言語活動の本質にかかわる知見にも深くかかわってきます。


敬意と愛の技術も心がけも、消費者には怖いほど伝わるものじゃ…。




「食いついてくるんだよな、バカだから」が透けて見える悪寒を、あずきの浄化パワーで退治。
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2014.3.14追記

ブログ記事をRTした時の、コンシェルジュ別アカのツイートを転載しておきます。

そしてRTしてくださった、台湾ドラマに大変詳しいちかぴそさんのツイート。


 はい。さようでございますな。





♪バカにしないでよ は「プレイバック Part 2」。