皆様お久しぶりです、C−POPコンシェルジジイでございます。
(元ネタわかんないヒトはこれでも読んで!本物のクソジジイにはマジ気を付けて!)
さて、また当日(しかも午後)を迎えております。金曲奨でございます。
といつもの前置き。
<2014>
第25屆金曲獎・金曲25・金曲獎2014
林俊傑 [修煉愛情] ~ アフター金曲獎 2014
<2015>
フジモトマミ@FangsongCafe上記のような感じで、この年はブログ記事を書く気も起こらず、孫燕姿といえば、これ見て今年の金曲奨審査員、ほんとダメかも、と。孫燕姿のあの素晴らしい作品が「非常平均」だ?!ちゃんと耳かっぽじいてよく聞き直しやがれこのおたんこなすどもめが!と思いました。(こんな日本語は使ってはいけませんよUさん)/http://t.co/Fu4o1dsoaD
2015/05/20 00:32:15
ツイートのみでしたじゃ。
(以下「Tweetを確認」をクリックすると、その辺りのが出ます)
金曲奨 from:CpopCon OR from:Fangsongcafe since:2015-05-20 until:2015-06-29に関するツイート
<2016>
去年は2015年の審査員より「わかる、わかるわ…」というシンパシーがわき、
あれこれ書きました。
本日、第27屆 金曲獎 #2016GMA #華語流行音樂 #金曲27
実況ツイートはこちらを。
(去年と同じ形式で貼ろうとしたら、Twitter公式のだと時系列ガタガタになるので、
今回はTwilogにしてみます。
Twitter社はアイコン丸くしてないでこういう本質的なとこを(以下略))
2016年06月25日(土)
2016年06月26日(日)
<2017>
で、本日ですが。
という感じなのですが、
去年はほら、大好きなTanya姐さんが出てたから、
平均以上の盛り上がりだったのでは(ワタクシの中で)、
いや、今年の審査員の傾向どうなの…???
っていう例の感じがまたちょっとするから、かもしれませんじゃ。
今年は感覚合わない年かもなーという一抹の不安を抱きつつ、
まあ気になるところを適当に見ていきますね。(適当なのかよ!)
コンシェルジュ的には断然、
楊丞琳「年輪說」、林宥嘉「天真有邪」推しなのですが、
例年金曲奨に圧倒的に強い五月天が今年は何個持っていくのかという感じで、
この部門も「頑固」という可能性も。
「告白氣球」はサビがとってもジェイさんでいい感じなのですが、
もう何度も言うようだけどアレンジをほんとになんとかしていただきたい。
アジアの天王らしく世界レベルでひとつお願いしますじゃよ…。
これはもうワタクシ的には「末路狂花」「JTW 西遊記」、どっちにもあげたい!
というくらい、どちらも素晴らしかったです。
どちらにも、おおおおおおおという驚きと感動がありました。
この年、大きく心を動かされた2枚ですじゃ。
とはいえ、
例年金曲奨に圧倒的に強い五月天が今年は何個(以下同)
どうですかな…ここは読めないなー。
たぶん受賞はベテラン勢のどれかだと思いますじゃが、
李英宏の開拓性はメモとして評価しておきたい。
戴曉君か阿爆ですかなー。
戴曉君の歌声はとっても気持ち良かったし、
阿爆は今後も面白い作品が出てきそうで楽しみですじゃ。
Hebe田馥甄「獨善其身」は
正方形を活かしたアイディア、そのインスタグラム的なデザイン力の高さ、等
なかなか面白かったと思うのですが、
…じゃなくてw、本当に、
感動的なMVの「頑固」でほぼ間違いないんじゃないでしょうかのぅ。
愛・希望・やさしさ・勇気、といった五月天のいいところが全部出てますじゃよね。
実力のある俳優たちを使った、本格的ドラマのようなクオリティ。
(メンバー本人たちは最後ホース運んでるだけだけどw)
楽曲の素晴らしい核の部分がきちんと伝わる、
MVならではの良いお仕事という感じがします。
MV賞だけに、これ貼っておきますじゃねー。
なんかこのラインナップみて、
わー今年の審査員、センス合わないかもーってすごく思いましたじゃ。
2016年中華圏で一番のアレンジ、これなの…???ムムム…???
全然同意できないけど、このセレクト自体には共通項を感じるので
センスが合わないと判断しました。
陳建騏の魏如萱チームにあげたいですじゃが。
しかし陳建騏、2016年もやっぱりよく働いてましたじゃよ…
※去年《 最佳單曲製作人獎 》のとこに書いたやつ↓
去年、陳建騏が受賞しました!!良かった!!w
こっちはどうかなー。
陳建騏、荒井十一、五月天 瑪莎のどれかかなー。
ワタクシの中では方大同で決まりですが。さていかに。
林宥嘉もなかなか良かったですじゃよ。
超名曲「兜圈」をこちらにも収録しておけば、また違ったかもしれない
(ドラマ「必娶女人」サントラにしか入ってないのでした…HIMの商売っ気がアダに?)。
黃明志もアイディア豊富で楽しかったですじゃね。
周杰倫、盧廣仲は昔から大好きなのですが、
どっちも最近アルバムの仕上がりは伸びしろだらけ(婉曲表現)で。
二人とも、productionというものについてもっともっと考えてほしいですじゃよ!!!!!!
盧廣仲は事務所幹部も、お願いしますじゃよ!!!!!!
(ジェイさんは本人の意志さえあればOKだろうからw)
方大同は、2011年のアルバム「15」の頃に伸びしろだらけ(婉曲表現)で、
こんな苦言ツイートしたこともあるんですじゃよ。
「みんな大好きファン・ダートンの新譜。パッケが凝っててグッドデザインです。大物の証やね。しかし。大物なら、大物の音を作れとオレは言いたい。ファンだからこそ敢えて苦言デス。これがデビュー盤なら手放しで褒めるけど、もう色んな名作出してきてるのに、未だにこのひきこもり宅録サウンドて!前作『橙月』は少し開けた気もしてたのに、また引っ込んだ印象です(歌というか“開心”具合が)。作編曲能力高い彼、歌も個性的に歌えるからこそ、そろそろ精神的なブレイクスルーが欲しいと思ってしまうのは私だけでしょうか。C-POPのSSWシーンの主力メンバーであることは間違いないので、今後も益々がんばって頂きたし。いいんだよバンドのガレージ録音みたいなスタイルでも。いい空気で抜けてれば!Voの録音処理も勉強して欲しいス。なんて厳しめに書いちゃったけど、ちゃんと今回もイイ曲書いてますので好きな人は買ってあげてねw。」(2011.6.1 @FangsongCafe )昔のオレ、熱い…恥ずかし…
そんな方大同、その後自分のレーベルをおこし、スタジオも整え、
有能なミュージシャンたちとチームを作り
(他のアーティストの仕事もチームでどんどん提供)、
そうして世界超一流のエンジニアを使い、
世界レベルのproductionを成し遂げた第一作がまさに今作なのであります!!
これをブレイクスルーと言わずして何と!!
頑張りましたじゃね、だーとん…!!ものすごい成長よ…。
方大同と盧廣仲、
同じくらいのポジションにいたはずなのに、
もう音楽制作面やライブでのバンドのレベルは、
天と地ほどの差がはっきりと出てしまっています。
廣仲のこのアルバムも、大同レベルの音で聞きたい…聞きたいですじゃよ…。
アコースティックこそ難しいんですよ、いい音にするのは。
(まあ廣仲は最近、台湾語ドラマのヒットで、
別のブレイクスルーを迎えそうではありますが…。
これをきっかけに、次はサウンドもステップアップして欲しい。)
ジェイさんは音楽よりMVに何倍も予算さいてるのでは?と
思ってしまうようなペラペラアレンジ(言っちゃった)が、本当に残念で…。
とにかくアレンジャーを替えることから始めて頂きたいですじゃよ…。
3rdまでは神アルバムでしたよね…(遠い目)。
これは、艾怡良、家家、魏如萱のどれかですかなー。
家家も、今作でブレイクスルーしたと思います!!
歌は間違いなく、今までの中で最高の出来。
前より開けたんですよね、歌声が。解放された。
楽曲やサウンドも、
相信音樂がきちんと多くの予算をさいたのがわかるクオリティになってます。
とてもキャッチー。(ワタクシ的にはもう少し渋くてもOKなんですじゃがw)
このアルバムの中でも方大同チームはいい仕事してましたじゃ。
艾怡良も元々実力派ですが、今作パワフルでしたじゃよね。
ワタクシ的には魏如萱がイチオシ。
Waaも陳建騏と新しいレーベルに移り、そこの主要アーティストでもあり、
2016年はブレイクスルーだったと思いますじゃ。
アーティスティックで、大衆性もあり、多様な面を見せながら、
ピッチや声色のコントロール等、歌唱力も素晴らしく、
言うことありません。
2017.1.15放送のJFN系ラジオ「楽楽台湾(ららたいわん)」の
C-POPコンシェルジュのコーナーにて、
「金曲奨、間違い無し!」と
ノミニー発表もまだの時点で興奮気味に紹介致しましたw。
この部門じゃなくても、何か獲得するんじゃないでしょうかねー。
それほどの名盤です。
これはもう、
例年金曲奨に圧倒的に強い五月天が今年は何個(以下同)
あとワタクシから申し上げておきたいのは、
・ジャムさんは早くソロに戻って(その方がおもしろいから)
・GDJYBは白地にうっすいグレーの小さい文字印刷の歌詞カードとか拷問なの?
の二点、以上です。
新人、今年こんな感じでしたっけ…?他にいなかったっけ…
この中なら、ドーンと出てきたErikaと、
ペニーの愛弟子・郭修彧、ですかのぅ。
なんか全体的に弱いですじゃね…。この部門も、ちとモヤモヤ。
パッケデザイン部門は、そうですじゃね、
「何年何月再相逢」はとにかくすごかったです!
詩的な、木版画絵本みたいな、手の込んだ仕上がりで!
でも中身はバリバリ台語演歌、みたいなギャップがまたカオスで!
これは方大同「JTW 西遊記」にあげてほしいですじゃねー。
T1.Jaycen Joshua、T2.Tony Maseratiのミックスした曲は、
C-POPでの最高峰サウンドのレベルを更新したと言えましょう。
ミックスから特別な人がやるとこんなにマジックが!と改めて思いましたじゃよね。
これらアルバム冒頭の印象で、後の曲も底上げされてる感さえ有りw。
一点豪華主義、大事ですね。(二曲だから二点豪華主義?)
ちなみに戴佩妮「賊」は、生音系アレンジの中では、
演奏クオリティ、音質ともにピカイチでした。
バンドが超絶上手かったですじゃ。華人は入ってなさそうでしたが。
(このバンドで盧廣仲聞いてみたい…。)
戴佩妮、かなりアート寄りの作品だったので、
他の部門ではノミネートされなかったのかな…。わかりませんが。
音質について思うことは去年さんざん書いたので、
今年はここらへんで。
《 年度專輯獎(共24件) 》
で、最後に新設のこの賞。
各言語のノミニーに生祥樂隊と草東沒有派對のアルバムを加えた24枚から選出。
ワタクシの中では2016年のベストは魏如萱ですじゃよ!!!!
でもさっきから書いてますように、方大同も特別だったし、
そして、
例年金曲奨に圧倒的に強い五月天が今年は何個(以下同)
というわけで、
こんな長い記事で最後までお付き合いくださり、
ありがとうございますじゃ m(_ _)m
では今夜、Twitter実況にてお会い致しましょう。
アレコレ言いつつ、祭りを皆様とご一緒に楽しみたいと存じます。